子宮頸がん検診【精密検査から保険まで】

そいえば子宮頸がん検診の精密検査のこと書いてなかったな。

誰かが見るかもしれないから、一応書いとくね。

 

子宮頸がんの精密検査とは

コルポ診という検査をします。簡単にいうとお股に器具突っ込んで、子宮の入り口付近にある異形成(ふつーの細胞と違うっぽいもの)を米粒の半分くらいプチプチとっていくやつです。自治体や会社の検診でやるような子宮頸がん検診は、綿棒でこすって「細胞」を取っていくだけなのに対して(細胞診)、コルポ診はプチッと「組織」を取っていくわけなので、組織診とも言われます。

コルポ診はね、細胞診より違和感が半端ないです。痛いかと聞かれたら、そこまで痛いわけでは無いけど、言葉では形容できない違和感というか、気持ち悪さがあります。検査終わったあと軽く放心状態になるよ。笑

終わったらガーゼをぐいぐい詰めてくれます。午後に検査受けたんだけど、ガーゼ抜くのは翌朝。そんな長い間入れてても大丈夫なんだろうか。ちなみに抜くとわかるんだけど、おーーーーーって思うくらいの長さがあります。ちょっと笑った。

 

検査が終わったら

検査結果を聞く日の予約をして帰宅するんだけど、なんでかしらんけどえっらい血圧が下がっちゃって、歩けないのですよ。ふらっふらよ、ふらっふら。

お会計待ちのときに、看護師さんが気づいてくれて、救護室?みたいなところで休ませてくれました。たぶんね、不整脈が関係してるのではないかと。検査する前に、「血液さらっさらにするお薬使ってませんかー」とか「心臓悪くないですかー」とか聞かれたんだけど、問題のない不整脈だから、申告するの忘れてたのよ。

めったに起こるものではないらしいんだけど、持病がある人は一応言ってた方がいいかもしれんね。

ちなみにお会計は6000円弱でした。

 

検査結果を待つ間

もーさ、がん検診で精密検査を受けてくださいって言われるのって、けっこうどきどきするわけよ。ダメだと思いつつも、ネットで色々調べちゃうんだよね。でもさ、冷静に考えてみたら、何にもなかった人はネットに書き込まないわけで、何かあった人がネットに書き込んでるから、ネットで調べるとそりゃー悪い情報しか入ってこないわけですよ。結果が出るまでの1週間、生きた心地がしなかったですよ。

まあでも、もしガンだったらどうするかっていう心構えは一応できたので、悪いことばかりではないんだけどね。どうしても調べたいなら、国立がん研究センターのHPだけにとどめておいた方がいいと思う。

子宮頸がん 基礎知識:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

ググればググるほど、胡散臭い情報にも接触してしまうわけですよ。

タイミングがタイミングなら、私もデトックス教の信者になっていたかもしれん。

 

結果

1週間後、どきどきしながらコルポ診の結果を聞きにいく。

結果は、軽〜中等度異形成。CIN2と言われる状態。これは、この状態の人の半分は自然治癒するけど、半分の人はそのままCIN3になってがんになっていきますよーという状態。このくらいなら経過観察の人が多いらしいのだけど、私は持病があるため治療することにしました。

選べる選択肢は、3ヶ月おきの経過観察か、円錐切除っていって一部切り取るか(出産は可能)、レーザーで蒸散させるか、らしい。

悩んだ結果、まあいうても新婚だし子供欲しいしってことで、レーザーで焼くことにしました。経過観察っていっても、妊娠中に進行して悪性化したら困るし。なにより3ヶ月おきにこの検査はちょっとしんどい。平日しかやってないし、なかなか気持ち悪い検査だし、しばらく性交渉できないし(念の為2週間くらいはね)。円錐切除はほんの少しだけとはいえ流産の確率が上がるし、切るの怖いし。

その人の生活や人生設計に合わせて、治療は選ぶといいと思います。

 

生命保険について

今回の検査では、保険はおりませんでした。でもガンの保障をつけていれば中等度異形成の診断がつけば一部保険がおりるみたいです(最近からみたい)。私の場合は、診断書にはっきりと中等度は書けないような状態だったので、おりませんでしたが。

でも保険が下りないのは検査に対してであって、治療に対しては下りるっぽい。

あと、一度異形成の診断がつくと、がん保険には入れないみたい。会社によってもその判断は違うと思うし、異形成の診断が出て5年経てばOKとか、子宮以外なら保障するよーとかあると思うので、確認するのがいいと思います。

まーとにかく保険は大事!がんなんて2人に1人がなる時代だから、少額でもいいから保障つけとくのがいいかもしらんね。